どんなお話?
働いても働いても貧乏な男のもとにお嫁さんが来ます。
このお嫁さんも働き者で朝から晩まで働きます。
この夫婦が住む家には
100年以上前から貧乏神が住んでいました。
夫婦がともに一生懸命働いていると
だんだん暮らしが良くなってきて
貧乏神は居づらくなってしまい
出て行かなくてはならないことに
悲しんで泣いていると
貧乏神をかわいそうに思った夫婦は
食事をふるまいます。
追い出される福の神
貧乏神の代わりに福の神が来るときいたら
喜びますよね?
でもこの夫婦は、貧乏神をかばい
福の神を追い出してしまうのです。
福の神は、今までの人生の中で
追い出されたことなんてないんだろうね。
この表情が、なんとも・・・
物事の価値
お金って大事です。
ないと困ります。
清貧が素晴らしいというわけではない。
でも、欲はどんどん膨らみ、きりがない。
身の丈に合った暮らしができればいい。
幸せのものさしはそれぞれである。
作品情報
びんぼうがみとふくのかみ
文・絵:いもとようこ
出版社:金の星社
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