お月さまってどんなあじ？

どんなお話？

夜空に浮かぶお月さまを見て
動物たちは「お月さまってどんあじなんだろう？」と
いつも思っています。
どんなに手や首を伸ばしても届きません。
でもある時、小さなカメが大きな山に登って
お月さまをかじってやろう！！と決心をします。

カメ、ゾウ、キリン、しまうま、ライオン・・・
多くの動物たちが協力して
とうとうお月さまに届きました。
さて、どんな味がするのでしょう？

どんな味？

お月さまを見て「どんな味だろう？」って
考える発想がすごい。
甘いのか、しょっぱいのか・・・そんなお話をされたら
どんな味なのか、気になっちゃいます。

まん丸お月様は、やっぱり昔からあるあのおせんべいかな？
いや、えびせんかな？
お祭りにあるソースせんべいのアノせんべいかな？
もしかしたら、イチゴ味？チョコ味？

そんなお話をしながら、夜空を見上げたくなります。

ところで、まん丸お月様だったのが
三日月お月様になっていたということは
みんな、食べ過ぎたのか？

作品情報

お月さまってどんなあじ？

絵/文：マイケル・グレイニエツ
訳：いずみちほこ
出版社：らんか社