スタンリーとちいさな火星人

絵本 スタンリーとちいさな火星人 あすなろ書房 サイモン・ジェームズ 課題図書 絵本

火星人のイメージ

火星人と言ったらタコのような生物を想像してしまうのは、
SF小説の影響が強いです・・・

こどもの火星人(異星人)のイメージはこんな感じらしい
かわいらしいですね

スタンリーとちいさな火星人
スタンリーとちいさな火星人

どんなお話?

お母さんが泊りがけの仕事に出かけると、
少年スタンリーは火星へと飛び立ちます。
代わりに地球に来たのは、火星人の少年。

本人は否定しますが、スタンリー=火星人です。
その様子をお父さんとお兄さんは、つっこみながらも
やさしく付き合いますが、
学校でも火星人は、色々しでかします。

お母さんが不在の不安をスタンリーは別人になって
消化しようとしているのが伝わります。

読み聞かせ

空想的な話と思いきや、
母親がいない寂しさを紛らわす子供の行動で
けなげだなぁと感じます。

低学年向けの夏の読書感想文の課題図書でしたが、
実際に低学年の子に読むと、
お手製のUFOに乗り込んだり、火星人になるとこは
面白いようですが、
<スタンリーが何でそんな行動をとったのか>
という点をくみ取るには、フォローがうまくできず、
たくさんの子に向けて読むには、
向かないと思いました。

低学年向けとありますが、3・4年生の方が
共感や理解がしやすいと思います。

スタンリーとちいさな火星人

作品情報

スタンリーとちいさな火星人 あすなろ書房
作:サイモン・ジェームズ
訳:千葉茂樹

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