どんなお話?
1歳半ぐらいの子どもの行動をコミカルに描いたお話。
幼子のイメージ
子育てを通過した方が読むと、
あーこんなこともあったなぁ~
うちの子もこんな風にしたなぁ~
と「あるある」と感じる人もいるでしょう。
題名が「いっさいはん」とあるので、
1歳半前後のことと考えがちですが、
発達が早い子には1歳の物語だろうし、
発達がゆっくりの子にとっては、
2歳半でも3歳半でもいいと思います。
朝起きると後頭部が
鳥の巣みたいになっているのは
10歳半でも20歳半でもなってますから・・・
これはしたなぁ~、こういうことする子もいるんだぁ~
と、自我が芽生えた時期の姿を思い出すきっかけになるかな?
読み聞かせ
なんとなく子供向けじゃなく、親が読んで
懐かしむ「あるある本」的な感じですが、
幼稚園に入り、何でも自分でできちゃうんだぞ!!
と思うようになったくらいの子供たちや
「親なんて」と思う思春期の子たちに
「数年前まではこんなことをしていたんだよ」
と読むと、面白いと思います。
作品情報
いっさいはん 岩崎書店
作・絵:minchi
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