どんなお話?
ある日、ケビンのクレヨンの箱にたくさんの手紙が置いてありました。
それは、12色のクレヨンたちからの切実な内容のお手紙でした。
12色それぞれに、悩みやお願いがあるのです。
クレヨンたちの悩みを知ったケビンが、
解決するために取った行動は・・・?
確かに格差がある
よく使う色、あまり使わない色、確かにありますよね。
クレヨンに限らず、色鉛筆や絵の具でも同じだと思います。
よく使われる「あか」や「はいいろ」のクレヨンは
休ませてほしいとお願いしたり、
「きいろ」と「だいだい」が喧嘩しちゃう理由や
「しろ」の寂しい気持ちを訴えるところ・・・
手紙はキャラクターの個性を投影しているような文字で
どんな子だろうか?と擬人化してイメージしちゃいます。
白い紙の上に白い猫を描く時に、
ちゃんと「しろ」のクレヨンを使うケビンは
絵を描くことが好きなのだろうな。
みんなからのお手紙を読み終えて描き上げた
ケビンの絵は、とても楽しそうで、ワクワクする絵でした。
作品情報
クレヨンからのおねがい! ほるぷ出版
文:ドリュー・デイウォルト
絵:オリヴァー・ジェファーズ
訳:木坂涼
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