ハーキン 谷へおりたきつね

絵本 ハーキン 谷へおりたきつね 童話館 ジョン・バーニンガム 動物 絵本

どんなお話?

おじいさんが狩人につかまってしまったきつねの家族は、
人間に見つからないように、山でひっそりと暮らしています。

山の上だけで生活し、谷におりることを禁止していますが、
山の上だけで遊ぶことに飽きてしまっているきつねのハーキンは、
父親ぎつね注意も聞かず
夜が更けると、こっそりと谷に下りては、山にないものをみつけて
楽しく過ごしていました。

ところがある日、森の門番に姿を見られ、
きつね狩りの好きな地主はさっそく猟犬を連れ狩りに出かけます。

それを知った、きつねの家族は、見つけられるのではないかと
気が気でありません。

しかしハーキンは、策をめぐらし、
その危機を脱するのでした。

好奇心

知らないことを知りたいという欲求、好奇心は
危険を伴うものかもしれません。

自分のした行動で、家族を危険にさらしてしまうわけですが、
観察し、知恵のあるハーキンは、
危険が過ぎ去るのをただやり過ごすことはしませんでした。

新しい世界が広げていくということは、
危険と好奇心が積み重なっていくのだと考えさせられます。

ジョン・バーニンガムさんの描かれる動物は
とてもかわいらしく、好きです。

絵本 ハーキン 谷へおりたきつね ジョン・バーニンガム
絵本 ハーキン 谷へおりたきつね ジョン・バーニンガム

作品情報

絵本 ハーキン 谷へおりたきつね ジョン・バーニンガム
絵本 ハーキン 谷へおりたきつね ジョン・バーニンガム

ハーキン 谷へおりたきつね 童話館出版
作:ジョン・バーニンガム
訳:あきのしょういちろう

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