間違えることはダメなのか?
人と違うことを避け
自分の発言を躊躇して言わず
周囲と同調することを
いつの間にか身に着けていく
それは、物事がスムーズに行くとか
争うのが面倒とか、いろいろな理由があるけれど
子どもの時期には、たくさん間違えてほしい
間違えることで、色々な考え方があることを知れるし
失敗から学べることもある
どんなお話?
題名通り
間違うことを恐れずに発言し
間違った発言を笑わず
みんなで色々な意見を出し合おうってお話
手をあげて発言することに
緊張する子の気持ちが描かれています
その気持ちに寄り添ってあげることも必要ですね
読み聞かせ
小学校が、どんな所かまだわからないとか
漠然とした不安があるとかの気持ちがある時期には
学校は色々な意見を言っていいんだよと
背中を押してくれるお話になると思うので
小学校に入学する前の子や
低学年向けには向いています
教室の雰囲気って、先生によって大いに変わるので
先生方に読んでほしいと思います
作品情報
教室はまちがうところだ 子どもの未来社
作:蒔田晋治
絵:長谷川智子
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