どんなお話?
ペンギンのママに怒鳴られた、ペンギンのぼくは
バラバラになってあちこちに飛んで行ってしまいます。
頭は宇宙に飛んでいくし、
くちばしは山のてっぺんに飛んでいってしまって、
体のパーツがあちこちにばらばら。
足だけになった「ぼく」は、体を探してあちこち行きますが、
目がないので見つけられません。
くちばしがないので「たすけて」って言えません。
もう、くたくたになって、もう一歩も歩けなくなった時、
大きな影は近くにきました。
衝撃的
バラバラになって飛んで行ってしまうくらい
ショックを受けるほどにおこられると言う
お話の始まりに衝撃を受けました。
バラバラになってしまったことに、
ママもたいそう驚いたことでしょう。
バラバラになった子供をどんな気持ちで探し、
ひとつひとつ縫い付けていたのでしょうか。
元通りになったぼくに、ゴメンねと言って抱きしめる。
親として、必要なおこりもあります。
でも、そのあとの行動も大切だと気づかされます。
いったいどんなことで、あれほど怒られたのか
気になります。
作品情報
おこりんぼママ 小学館
作:ユッタ・バウアー
訳:小森香折
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