どんなお話?
三つ目の大入道に一つ目小僧、ろくろっくび・・・
おなじみのお化けたちが過ごす冬の日の出来事。
寒いと思ったら、雪女や雪ん坊、雪童子たちがやってきます。
みんなで楽しく雪遊びを始めると、
大変大変!!
雪童子の目と口を落っことしてしまいます。
かまくらのなかで、つもるはなしをしながら
過ごしていると、雪がどんどん降り出してきて、
やってきたのは雪入道。
夜通し雪が降り続き、屋敷がすっぽり雪の中です。
春までとうぶん冬ごもり。
雪国の感じ
トンネルでつながるかまくらや、
たくさんのロウソクを灯した
小さなかまくらの幻想的な風景
雪国の地域は、こんな感じなのだろうか…と想像します。
寒いーと言って、こたつで丸くなっている大入道の姿や
火鉢でお餅を焼く一つ目。
ろくろっ首は特製のマフラーをしていて、
お化けたちの冬の過ごし方が身近に感じます。
こわくなく、楽しく読めるお化けの絵本
作品情報
お化けの冬ごもり BL出版
作・絵:川端誠
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